2025.06.25
がん発覚から2年11ヶ月〜生きる!〜
奥さんがお休みだったのでちょっと足を伸ばして大阪府箕面市にある勝尾寺へ。
勝尾寺は「勝ち運を授かる寺」として信仰されているそうですが、勝尾寺では「勝つ」とは他者を打ち負かすことではなく、「自分と向き合い、自分の弱い心に打ち勝つ」という意味に捉えているそうです。
勝尾寺にはたくさんのダルマが並んでいるのですが、単に「願い事の叶うダルマ」がある訳ではないそうです。勝尾寺のホームページには「勝尾寺のダルマは願いを叶えてくれる存在ではありません。願い事を書き、片目を入れる事で「自分と向き合い、自分の弱い心に打ち勝つ」という自己誓約書にサインをするのです。そして、その願い事に向け、1日1日を悔いなく過ごし、全力を尽くすことで初めて願いが叶うのです。焦らず努力し続けることが出来れば、「勝運」を掴み取り、彼方に望む高みに辿り着くことでしょう。」とあります。そんな勝尾寺のダルマは境内に入るといたるところにいます。かわいい。
残暑が厳しく暑いなか、本堂までの長い道のりを歩きます。本堂についてから、勝ちダルマを選び、背中に目標を、底に目的を書き込みました。感謝の気持ちを線香に込め、その煙となった気持ちをダルマに染み込ませる。目標達成のための努力を誓う印として、右目に目入れをしてきました。



長男へは受験生なので合格祈願、次男と娘には勝運のお守りを。がんに対するお守りもあったので、もちろんいただいてきました。ダルマだらけの不思議な境内。周りもほとんど外国人。ちょっとしたアミューズメンパークのようで、少し疲れましたが楽しい時間でした。
“1日1日を悔いなく過ごし、全力で生きる”
がんが発覚してから、特に標準治療が終了してからは、そう思いながら生活しようとしていますが、実際はなかなかできていません。今日はそんな気持ちを締め直してくれる良い日になりました。
目標は「生きる!」
1年後、報告と奉納できるよう悔いのない日々を過ごしていきたいと思います!!


※このブログは、作者の記事作成日から約半年遅れて掲載しています。
※治療の方針はひとによって異なります。本ブログの治療方針や経過が、あなたにも適用されるとは限りません。