病気になる前から、長男と娘の入学前のタイミングでディズニーランドに行きたいと思っていました。
世間はまだコロナが広がっており、少し迷いましたが、今しかない!と思い決断。
新幹線や飛行機は家族5人では費用もかかるし、ここはせっかくがん保険で買った愛車があるので車で行くことにしました。
長距離運転は夫婦とも初めて。
少し不安でしたが、夜中に出発し、奥さんと交代しながら優秀な愛車のおかげで思ったより楽にたどり着くことができました。
車で仮眠後、1日目はディズニーランド。
自分は高校の修学旅行以来で25年ぶり??
めちゃめちゃディズニー好きというわけでもないので、子どもたちが楽しめているか気になっていましたが、
気づくと自分が普通に楽しんでいました☆
さすが、夢の国!
車中泊の睡眠不足と普段歩かないのに歩き回ったせいで、足裏のしびれ、疲労で限界に、
一旦ホテルへ戻って仮眠、その後、夜のパレードへ。
迫力のある電飾とお馴染みの音楽!!
ディズニーオールスターの登場で、❝これぞディズニー❞を感じる大満足の一日でした。
化学療法後は1日1000歩も歩かない日がある中、この日は18000歩、歩いていました。
踵の感覚障害の影響もあってか、脚や身体の疲労よりも足底がとてもだる痛いのが1番こたえました。
それでもこれだけ歩けたのは、夢の国の魔法のおかげでしょうね☆
2日目はディズニーシー
この日は小雨。
ディズニーランドとは雰囲気が違い大人の感じですね。
ここも開園して間もないときに来て以来。
今年で20周年、だいぶグレードアップしていました。
前日の疲労の蓄積もあってか、この日も歩くと足底が痛くて、休みながら歩きます。
いろいろなところにベンチがあるので助かります。
帰ってみると17000歩。2日で35000歩!?
こんなに歩いたのはいつ以来でしょう。意外と歩けるのね。
自宅でもディズニー音楽を聴きながら歩いたら、散歩の距離ものびるかな?
夢の国の2日間はあっという間で、ゲートをくぐると終わってしまう寂しさがありました。
おそらく家族全員では、最初で最後のディズニーリゾート。
次は、子どもたちが友人や恋人、自分の子どもたちと来ることがあるかもしれません。
その時に、この2日間の思い出と一緒に楽しんでくれたらいいなぁと思うのでした。
夢の国ありがとう!!
やりたいことリストの1つ達成!
つづく
抗がん剤治療開始から約半年近く乗っていなかったバイク通勤を再開しました!
今まで乗らなかった理由は2つ。
一つ目は、冬場は寒いのもあるのですが、
以前の抗がん剤の副作用の一つに、「手指の冷感刺激による疼痛」というのがありました。
これは手が冷えると痛みを伴います。寒い時期は特にひどく、車のハンドルもヒーターがあったので乗れましたが、
暖まるまでは触るだけで痛くてとても運転が出来ない状態でした。
そのため、バイクは、冬場は特に手が冷えるのでとても乗れる気がしませんでした。
二つ目は、やはり以前の抗がん剤がきつく、全身の筋力低下をかなり感じていました。
それまでは、小学1年の長女がリビングで眠ってしまっても、抱えて2階まで連れて行っていたのですが、
前回までのレジメンでは、とても抱えて昇れる自信がなく、落としてしまうのではないかと思うくらい
筋力の低下を感じていました。なので、とても大型バイクを支える自信がなく、乗るのに躊躇していたのです。
しかし、抗がん剤のレジメンが変わって約1ヵ月。
気候もよくなり、身体の倦怠感や筋力の感じが明らかに変わってきて、
バイク通勤を再開することにしました。
久しぶりのバイク通勤。
エンジン音だけで心躍ります!
家から出て、少し走らすと
小学校に向かうため先に出た長男と次男が、
バイクの音に気づいて振り向き手を振ってくれます。
いつものやりとりなので自分も手を振り返しました。
この久しぶりのやりとりで、忘れていた『いつもの日常』に
戻った感じがして嬉しく思えるのでした。
つづく