新しいレジメンになって7日目。
分子標的薬の副作用が出てきました。
1週間後っていうのが不思議。
顔の発疹と口内炎・口角炎です。
この日は出勤し、マスクを1日していたせいか、顔の発疹がひどくなってきている。
痒みもあって、特に頭皮が痒くてたまらない!!
それよりもひどいのが口内炎。
口の中全体に大きな口内炎が何個も。
昼食のチョイスも悪かったのですが、
とんかつを食べると衣があたって痛い!
サラダのドレッシングが染みる!
なんなら、味噌汁も染みる!
口に入れると何でも痛い!
極めつけは、食後の歯磨き。
かるいミント味なのですが、染みまくって激痛で地獄!!
かなり、参りました。
肌荒れは事前に処方されていた保湿剤やステロイドを塗って対応。
口内炎は薬局に行ってあらゆる口内炎の薬を買って帰りました。
つづく
前回の造影CT後、診察をうけて腫瘍が大きくなっており、
抗がん剤を変更することになりました。いわゆる、セカンドライン(2次治療)です。
セカンドラインになったということは、使える抗がん剤が減ってしまったということで、
やはり不安が大きくなってきます。
セカンドラインでは、開始時から8クール目までに使っていた抗がん剤の一つを追加して、
新たに分子標的薬を行うこととなりました。
簡単に言うと、分子標的薬は病気の原因に関わる特定の分子だけを選んで攻撃するという特徴があり、
がん細胞増殖のスイッチを押されない状態にして、増殖を妨げる効果があるそうです。
いろんな薬があることに驚かされます。
レジメンが変わったので、当然新たな副作用が。
分子標的薬はニキビのような肌荒れや爪の周囲が荒れたりなどの
症状が出るようです。
抗がん剤の投与時間も2時間長くなりました(約5時間半)。
新しいレジメンで終わった後は、
今回追加した抗がん剤の副作用の一つである冷感刺激を久しぶりに感じました。
これは水など冷たい物を触ると痛く感じる副作用で、
冬場は車のハンドルが握れなかったり、ドアノブが痛くて触れなかったりと、
普段からも手袋をつけて生活していました。
そして、数日で軽減して徐々に普通にもどります。
今回は気候も暑くなってきていて、だいぶマシだなと思っていると、
アイスを食べたときに口の中が痛くて食べられないという新たな障害に気づきました。
とりあえず、新しいレジメンでの副作用をみながら、
予防と新しい生活のリズムを見つけていきたいと思います。
つづく
前回の採血で、肝機能は横ばいだったのですが、
腫瘍マーカーの値が4桁と爆上がりしており、
前倒しで造影CTを撮影することになりました。
そして、午後に主治医から電話があり、
「少しだけですが腫瘍が大きくなっているようです。
このまま2-3ヵ月粘るより他の抗がん剤に変更するほうがよいかもしれません」
とのこと。
うーん、心構えはしていたけど、やっぱりかー。
後日、今後の抗がん剤治療の方針など聞くために受診となりました。
結果を聞いて、テンションはダダ下がりだったのですが、
この日の夜にかなり久しぶりに大学の同期とご飯にいってきました。
TVなどで紹介されていて気になっていた、最近できたベイサイドのお店へ。
おっさん2人にはもったいないロケーションでしたが、海風が心地よく、ゆっくりできていろいろな話ができました!
いつもと違った友人といろいろな話ができるのは、楽しいだけでなく、
ストレス発散にもなって、こういう機会は大切だなとあらためて思いました。
良い仲間が多く、本当にありがたい!
そして、本当に力になります。
何よりみんな健康でいて頑張って欲しいなと思うのでした。
つづく