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2024年度の取組

スタッフ

  • 主任部長 村井 潤
  • 市原 紀久雄、中村 正、松田 守弘、長谷川 順一、中條 峻志

1年の総括

糖尿病内科は、内科の中の診療チームとして活動してきたが、2024年9月より「糖尿病内分泌内科」という診療科として組織図に加わった。その背景として、診療範囲を患者さんや連携医療機関に明示するという対外的な目的と、診療実績を詳細に把握することで成果や課題を分析しやすくするという院内向けの目的の2つがある。組織図上で独立したとはいえ、「内科」という大きな枠組みの中で、各科と連携をしながら診療を行うという長年にわたる当院の方針に変わりない。当院の糖尿病診療の特徴として、純粋な血糖コントロール目的の教育入院よりは、多様かつ時に重症な合併症を抱えた糖尿病患者が多いことが挙げられる。循環器内科をはじめとして、腎臓内科、眼科、形成外科などと密接に連携しながら、外来・入院とも診療体制を強化し、これまで以上の診療実績を積み重ねていきたい。

実績

診療実績

入院患者数
(人)
外来受診者数
(人)
紹介患者数
(人)
初診紹介患者数
(人)
紹介率
(%)
2024102386717958.3
111778512861.5
1218917161250.0
2025117872211066.7
217821191469.2
318817131378.6
※独立診療科としての電子カルテ上での運用が2024年下半期からのため、2024年10月-2025年3月分のデータを掲載

学会発表

  • 2024年5月18日
    第67回日本糖尿病学会年次学術集会(東京)
    村井 潤、土井 真弓、長谷川 順一、高井 研次、松田 守弘、伊藤 みか、古賀 正史
    「G11で測定したHb Toranomon例のHbA1cは真正値であるが、AaSVHRは高値を示す」
  • 2024年5月18日
    第67回日本糖尿病学会年次学術集会(東京)
    長谷川 順一、村井 潤、土井 真弓、高井 研次、松田 守弘、古賀 正史
    「東ソー社HPLC G11のHbA1cの測定不能の表示を契機に発見した変異ヘモグロビンの2例」

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