日本肥満学会専門医2名を中心に、肥満症・メタボリックシンドロームの診療を行っています。病因の基盤として重要な内臓脂肪量の評価を腹部CT法により行い、肥満、内臓脂肪蓄積に伴う健康障害(合併症)を的確に評価しています。肥満症専門医に加え、肥満学会が認定する生活習慣病改善指導士がおり、肥満症専門病院として指定されており、内臓脂肪軽減のために、食事・運動療法に加え、行動変容療法を導入し、患者さんが主体的に減量できる様、生活習慣改善指導を行っています。必要があれば、食欲抑制剤などの薬物療法の導入・管理を行っています。また、早急に減量の必要な患者さんには、入院の上、低カロリー食や運動療法を併用した肥満症改善プログラムを実施しています。難治性の高度肥満症患者さんに対しては、肥満の外科的治療の適応を評価し、適応があれば肥満外科療法実施施設への紹介を行っています。