12月17日(水)に兵庫救急隊の方々との合同研修会を行いました。
挨拶と簡単な事項紹介ののち、まずは症例検討を行いました。過去に実際に当院に搬送された患者さんについて、その診断病名や搬入後の経過を当院の竹内医師より説明させて頂きました。救急隊員からは多くの質問などがあり、非常に熱のこもった検討会となりました。(写真上)
その後、院内見学を行い、最後は模擬訓練を行いました。毎年、救急隊員が行う訓練を見せて頂き、それについて病院職員から質問などを行っていましたが、今回は看護師を中心とした病院職員と救急隊員が一緒に訓練を行いました。訓練は病院近辺で大規模災害が発生したことを想定したもので、参加した看護師はトリアージタグの使い方などを救急隊員から教えて頂きました。(写真下)
阪神淡路大震災から20年を迎えようとしております。震災の記憶が風化されつつありますが、本日の訓練を通じて災害に対する訓練を継続していくことの重要性を改めて感じました。年に1回このような研修を兵庫救急のみなさんと一緒に行っていますが、川崎病院では地域住民の安全・安心な生活に貢献できるよう、これからも救急隊の方々と共に頑張って参ります。兵庫救急隊のみなさま、今日はありがとうございました。