9月3日(木)に外科外来の杉本聰美看護師が神戸市より市民表彰を受けました。
7月3日(金)の夜、走行中のタクシー運転手が意識を失って街路樹に衝突する事故を目撃した杉本看護師は、直ちに事故現場に駆け付け、運転手の意識が無いことを確認すると、周囲の人に助けを求めるとともに、心臓マッサージを開始しました。AEDが届けられると除細動を行い、その後も心臓マッサージを継続しました。事故にあった男性は自己心拍、自発呼吸を再開し、到着した救急隊に無事に引き継ぐことができました。なお、事故にあわれた運転手の男性は8月16日(日)に歩いて退院し、社会復帰することができたそうです。
授賞式のあとに行われた取材で、杉本看護師は「人として、看護師として、当然のことをしたまで。今後は看護師としてより質の高い処置ができるよう、日々の診療をがんばりたい」と語っていました。
なお、表彰については神戸市と産経新聞のホームページからもご覧になることができます。