10月18日(火)に兵庫・長田・中央救急隊の方々との合同研修会を行いました。
研修は消化器内科の于医師による症例検討からスタートしました。当院に搬送された症例をもとに、救急隊として現場でどのような傷病を疑い、どう対応すれば良かったのかを振り返ります。救急隊の方は、搬送した患者さんの治療経過などはあまり知らないそうです。こういった振り返りを行う事で、共に医療の質が上がり、病院の為にも地域の患者さんの為にもなります。今回も救急隊員からは多くの質問があり、非常に有意義な研修会となりました。
その後、看護師を中心とした病院職員と救急隊員が一緒にトリアージ訓練を行いました。トリアージ訓練は以前から何度か行っておりますが、何度も繰り返して行うことで、実際の現場で役立つ技能になります。訓練には新人ナースからベテランナース、コメディカルも積極的に参加し、病院全体でトリアージの知識や災害対応への意識を高めました。
川崎病院では地域にお住まいの方の安全・安心な生活に貢献できるよう、これからも救急隊の方々と共に頑張って参ります。救急隊員のみなさま、ありがとうございました。