11月17日(木)の18:30より心不全カンファレンスを開催いたしました。
兵庫区や長田区は高齢化が進行した地域で、循環器内科では慢性心不全の急性増悪で入退院を繰り返す高齢患者さんが多く、診療や退院調整に苦渋することも見受けられます。川崎病院では、多職種のスタッフがそれぞれの立場から積極的に介入するチーム医療の確立は不可欠のものと考えており、医師・病棟看護師をはじめ薬剤師・退院支援看護師やMSW等が多職種で毎週合同カンファレンスを実施しております。
また、訪問看護師さんや施設職員の方、ケアマネージャーさんら第一線で地域医療を担う方々との連携カンファレンスも定期的に実施しており、地域の高齢心不全患者さんを包括的かつ一貫したケアで見守る体制の確立を目指しております。
昨日は地域の先生や、看護師さんなど多くの方にご参加いただき、症例検討会では様々な意見をお聞きすることができました。
これからも川崎病院では、地域医療を支える皆様と一緒に研鑽に努めてまいります。ご参加いただきましたみなさまありがとうございました。