10月14日(土)の午後に神戸市医師会館で行われた講習会で、循環器内科の丸山総括部長が「冠動脈疾患進展予防における厳格な脂質管理の意義」と題した講演を行いました。
講演では、冠動脈疾患既往歴のある二次予防症例においては最大のリスク因子である高LDL-C血症を厳密に管理する(100mg/dL未満)ことや、糖尿病患者さんにおいては積極的な動脈硬化のスクリーニングや、冠動脈CTなどを用いた簡便な診断によって厳密なリスク管理を行うことなどの重要性についてご説明いたしました。
川崎病院では、地域の医療機関の先生方や介護・福祉関係のみなさまと一緒に心不全カンファレンスを行うなど、多職種で地域の患者さんを支えることが必要と考えています。この度はこのような機会をいただきありがとうございました。