10月19日(木)の18時より精神科リエゾン研修会(チーム活動報告とせん妄ケア)を行いました。
当院では、2017年度より精神科リエゾンチーム活動を開始しています。急性期医療において、せん妄や認知症によるBPSDによって治療を円滑に進めることが困難になることがあります。精神科リエゾンチームでは、このような状況を早期に発見し、早期に対応することによって、患者さんが適切な生活場所に退院できるように活動しています。
研修に参加した職員からは「せん妄とは何?という初歩的なところから、予防の必要性など細かい部分まで講義頂きました。情報収集、アセスメントが非常に大切であり、患者さんの普段の様子を観察しているスタッフが早期発見することの重要性を学びました。また、せん妄が起こってからではなく、いかに予防するのかなど今後の診療に役立つ内容ばかりでした」といった感想を聞くことができました。
また、当研修会は院内だけでなく、院外からも多くの方にご参加いただきました。お足下が悪い中、ご参加いただきありがとうございました。