8月9日(木)に生田神社会館にて兵庫区循環器地域連携フォーラムを開催しました。当日は院内外から医師、看護師はじめ医療関係者85名にご参加いただきました。
フォーラムは当院循環器内科の丸山総括部長からのご挨拶に始まりました。
講演Ⅰ(座長:当院藤田部長)では、当院循環器内科の田中医師より「心房細動を合併した冠動脈疾患治療の現状と戦略」と題して、症例をもとに当院での治療実際についてご報告し、今後のカテーテル治療の展望などについてお話させていただきました。
講演Ⅱ(座長:当院高田部長)では、4月から赴任しました当院循環器内科の髙橋医師より「心房細動に対するアブレーションの実際」と題して、心房細動が起こるメカニズムやカテーテルアブレーション治療を行う重要性、有用性についてお話させていただきました。
講演Ⅲ(座長:蓮池内科診療所の蓮池俊明先生)では、当院循環器内科西堀部長より「循環器外来における骨粗鬆症診療」と題して、健康寿命を延ばすことおよびQOLの維持・向上のために、骨粗鬆症をより早期に発見し、治療を行うことの必要性についてお話させていただきました。
最後は丸山部長によってフォーラムを総括してお開きとなりました。会場は参加者からの質問などもあり、とても活気のある雰囲気でした。ご参加いただきましたみなさま誠にありがとうございました。川崎病院では地域連携を重要課題として捉え、このような勉強会を今後も数多く開催してまいりますので、次回以降もみなさまお誘い合わせのうえご参加いただきますようお願い申し上げます。
なお、当院では7月から第1・3・5金曜日に不整脈外来を開設し、不整脈に対しての積極的な治療が行っております。不整脈でお困りの方がございましたら御相談ください。