11月29日(金)に夢野地区地域福祉センターで行われた健康講座で当院の感染制御実践看護師の後藤看護師が「インフルエンザとかぜの予防 この冬、乗り切りましょう」と題したお話をさせていただきました。
インフルエンザと風邪の違いや感染経路、インフルエンザの検査や診断の方法などについてお伝えしました。インフルエンザは身近な病気でありますが、ご高齢の方や小さな子供、基礎疾患がある方などでは重症化のリスクもある病気です。そのためインフルエンザを予防することは非常に大切なことです。手洗い・うがいをする、マスクを着用する、体を冷やさないなど日々の生活で取り入れられる予防法をご紹介させていただきました。またインフルエンザワクチン接種の重要性についても併せてお伝えしました。
参加いただいたみなさんには、講演後に手洗い練習用のジェルを用いて実際に手洗いを行っていただきました。このジェルは専用のライトで照らすと光るため、手に塗って手洗い後にライトを当てると光った部分の洗い残しを見つけることができます。親指の周りや指先に洗い残しが多く見られ、みなさん今後の手洗いの参考にしていただけているようでした。
川崎病院では病院外でも様々な講演活動を行っています。お近くで開催されるときにはお誘い合わせのうえご参加ください。最後になりましたが、ご参加いただいたみなさまありがとうございました。