生活習慣の欧米化に伴う虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症など)の増加や高齢化による高血圧や弁膜症の増加などにより、心不全の患者さんが急増しています。心不全は、さまざまな心疾患がたどる終末像であり、高齢者がもっとも気をつけなくてはいけない心疾患の一つでもあります。罹患者数は全国で約120万人、2030 年には130 万人に達すると推計されています。
川崎病院では心不全の患者さんが最期まで住み慣れた地域で生活するには地域連携、チームアプローチ、意思決定支援が重要と考えております。地域の医療従事者とともに心不全について考え、勉強する機会を持つために定期的に心不全カンファレンスを開催しております。ご興味のある方は是非ご参加ください。
※心不全カンファレンスは医療従事者を対象とした研修会ですので、一般の方のご参加はご遠慮いただいております。
■日時:2022年11月24日(木) 18:30~19:50
■場所:WEB配信限定
司会:当院循環器内科 総括部長 丸山 貴生
【特別講演①】 座長:蓮池内科診療所 院長 蓮池 俊明 先生
【講演①】「心不全と緩和ケア」 当院循環器内科 部長 高田 昌紀
【講演②】「心不全患者への訪問診療」当院総合診療科 医長 松島 和樹
【特別講演②】座長:蓮池内科診療所 院長 蓮池 俊明 先生
【講演③】「緩和ケアが在宅医療でできること」森本医院 院長 森本 有里 先生
※ご視聴をご希望の方は、事前登録が必要です。
詳しくは地域医療連携室へお問い合わせくださいませ。