川崎在宅クリニックのご案内
川崎在宅クリニックでは、訪問診療とそれに関する連携業務を主に行っています。
訪問診療とは、医師が病院から自宅に出向いて自宅や施設の中で診療を行うことです。問診、診察、血液検査、超音波検査などを行い、お薬を処方します。安定している方では月に1回、不安定な方では週に1回以上訪問することがあります。重症な方では点滴や酸素投与を行い、お看取りまで行うこともあります。
診療以外の時間は、訪問看護や訪問介護といった多くの職種の方々のサポートが必要となりますので、日頃から情報を共有して地域連携を行っています。
当院では、主に総合診療医が治療とケアを行っていますが、患者さんの心理面や周囲の環境を考慮しながら多疾患をバランスよく診ています。時には治療や検査のために入院が必要となることもありますが、入院中も主治医と連携をとって方針の決定に関わっています。
治療対象となる患者さん
「通院が困難な方」が対象です。疾患や状態の制限はありませんので、通院が難しい方はどなたでもご相談ください。
ただし、当院からの距離が車で片道20分を超える場合は、お近くの在宅医の先生をご紹介させていただく場合があります。また、元々かかりつけ医がいらっしゃる場合は、まずはかかりつけの先生にご相談いただくようお願いします。
関わる疾患
以下の多様な状態に対応しています。
- 生活習慣病 : 高血圧症、脂質異常症、糖尿病
- 心疾患 : 心不全、心房細動
- 肺疾患 : COPD、気管支喘息、間質性肺炎
- 肝疾患 : 肝硬変
- 腎疾患 : 慢性腎臓病
- 神経疾患 : パーキンソン病・類縁疾患、ALS、脳卒中(脳出血・脳梗塞)後遺症、水頭症、認知症
- 整形外科疾患 : 椎体骨折、骨粗鬆症、変形性関節症
- 自己免疫疾患:関節リウマチ、SLE、強皮症
- 精神疾患:うつ病、不安症、統合失調症、せん妄
- 人工肛門、膀胱瘻・腎瘻、褥瘡
- 悪性腫瘍(がん)
- 小児在宅・移行期医療
医療関係者の方へ
当院では、在宅酸素療法、在宅ハイフローセラピー、在宅中心静脈栄養法、在宅静注強心薬持続投与、麻薬・鎮静等の注射、腹水穿刺、重度褥瘡処置なども行っています。
あんしんすこやかセンター、ケアマネジャー、訪問看護等からのご相談も受けています。「とりあえず様子を見て欲しい」でもかまいませんので、お気軽にご依頼ください。
お問い合わせ
川崎在宅クリニック 078-511-3179 (代表)