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基本情報

運動器は、からだを支える屋台骨として重要な役割を果たす骨・関節と、その骨や関節を取り囲む筋肉と、筋肉に入る力を調整する神経で構成されています。整形外科は、これら「運動器」の機能的な改善を最重要視して治療する診療科です。 

一般外傷から先天性の運動器疾患、スポーツ障害や交通外傷、労働災害などに代表される打撲、捻挫、骨折などの外傷、 加齢に伴い発症するリスクが高まる変形性膝関節症や骨粗しょう症、関節リウマチ、痛風、運動器の腫瘍などを扱います。加えて当院では、特に手の外科分野の診療、脊椎や脊髄疾患、また、スポーツ医学の分野に注力しています。 

手の外科の分野では、2010年10月に日本手外科学会の手外科認定研修施設となりました。また、スポーツ整形領域では日本スポーツ協会認定スポーツ医が在籍しており、スポーツ障害治療を行っています。また、脊椎・脊髄疾患の分野では、毎週火曜日午前に堀之内医師による「脊椎外来」枠を設けています。

そのほか、人工関節置換術をはじめ一般整形の症例においても幅広く対応しており、必要に応じて兵庫医科大学病院や神戸大学医学部附属病院など、近隣の大学病院と連携をとって治療を行っています。

当院は、MRI、CT、エコー、RI検査、骨塩定量、関節鏡などの検査が可能なため、できるだけ早く的確な診断を行い、適切な治療を行えるように日々努力しております。 また、外来通院のみならず入院治療への切り替えも臨機応変に対応しています。 

入院の病棟は、リハビリテーション科と同フロア(西館6階)に位置しており、患者さんにリハビリテーションを継続して行っていただき、一日でも早く回復し、普段通りの生活が送れるよう理学療法士、作業療法士などの各専門職と協力して対応に当たっています。

主な治療対象

  • 神経障害​:手根管症候群、肘部管症候群
  • 骨折:手指、手、手関節、前腕、上腕、大腿骨、下腿骨、膝蓋骨など
  • 変性疾患:いわゆる変形によるもの(ヘバーデン結節・ブシャール結節(変形性手指関節症)、母指CM関節症など​)
  • 打撲
  • 捻挫など

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