2024年度の取組
スタッフ
- 技師長 亀井 裕知 ほか 14 名
1年の総括
2024年度は、従来業務(医療機器管理、血液浄化、循環器、内視鏡)に加えて、心臓血管外科への手術補助(外回り、機械の操作など)、診療訪問(ペースメーカチェック)などが追加業務となり、各部門の関連業務に携わった。医療機器の取り扱い等に関する研修や、掲示を通じて院内へのお知らせの発信を行った。
近年増加傾向にある災害等が発生した場合に、スムーズに対応することができるようにマニュアルを作成し、避難訓練を実施した。
2025年度は、下記を目標とし活動したい。
- コロナ禍で減少していた勉強会を開催し院内スタッフの知識/スキル向上
- 医療機器の中央管理体制の強化
- 医療安全の強化
- 災害時などの緊急事態にも医療サービスが提供継続できるように体制整備と訓練の実施
- チーム医療の一員として各診療科や看護部をはじめ各部署と共働しコミュニケーションを深める
- 同部署での連携も深め安心で安全な医療の提供に努める
実績
2024年度 業務実績
| 検査名 | 件数 | |
|---|---|---|
| 透析業務 | 血液透析 | 12,480 |
| 病棟透析 | 38 | |
| 特殊血液浄化 | 3 | |
| CHDF | 33 | |
| 循環器業務 | CAG | 164 |
| PCI | 164 | |
| 恒久的ペースメーカー埋込術 | 26 | |
| ベースメーカー交換 | 3 | |
| 体外式ペースメーカー | 9 | |
| アブレーション | 62 | |
| ホルター解析 | 432 | |
| 内視鏡業務 | 上部内視鏡検査 | 4,196 |
| 下部内視鏡検査 | 1,420 | |
| ※その他 | 495 |
医療機器管理関連業務 定期点検とメーカ点検
| 点検内容 | 件数 | |
|---|---|---|
| 定期点検 | 輸液ポンプ、経腸栄養ポンプ | 215 |
| シリンジポンプ、TCIポンプ | 195 | |
| 個人用透析装置 | 2 | |
| 除細動器(DC) | 41 | |
| 自動体外式除細動器(AED) | 132 | |
| 大動脈バルーンパンピング(IABP) | 12 | |
| メーカ点検 | 人工呼吸器 | 7 |
| 透析装置 | 72 | |
| 除細動器(DC) | 6 | |
| 大動脈バルーンパンピング(IABP) | 1 | |
| 経皮的心肺補助装置(PCPS) | 1 | |
| RO装置、供給装置、A紛、B紛 | 1 | |
| 内視鏡洗浄機 | 4 |
学会参加・発表
- 第34回日本臨床工学技士会:オンデマンド参加(2024年6月5日~ 30日)
- 第69回日本透析医学会学術集会・総会:ポスター発表(2024年6月8日)
演題「大腸内視鏡前処置で致死的高Mg血症を来した1例」 - 第70回日本不整脈心電学会学術大会:学会参加(2024年7月18日~20日)
- 日本心血管インターべンション治療学会:学会参加(2024年7月25日、26日)
院内研修活動
- 機器説明会:院内にある医療機器全般の説明(2024年4月3日)
- 機器説明会:院内にある医療機器全般の説明(2024年4月5日)
- 人工呼吸器勉強会(2024年6月25日)
- ME機器の取り扱いⅡ 輸液ポンプ、シリンジポンプ(2024年7月4日)
- ME機器の取り扱いⅡ 心電図モニタ(2024年10月17日)