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2024年度の取組

スタッフ

  • チーム長 松田 守弘  ほか8名

1年の総括

当チームは、不適切な抗微生物薬の使用抑制や感染症治療の最適化*につながるよう医療従事者をサポートしていくことを活動目的としている。
医療従事者からの抗微生物薬適正使用についての相談に応じることや、使用用途が不明な場合や投与量が標準投与量と異なる場合に、メンバーあるいはICDなどを通じて直接処方医に介入を行っている。2024年度の活動実績としては、74件の介入を行った。

また、週1回実施している抗菌薬カンファレンスでは、内科系、外科系医師の参加のもと、提示された症例に対して意見交換を行い、その結果をカルテに記載して効率的にフィードバックを実施している。
さらに年に2回の全職員を対象とした院内感染対策研修会を開催し、抗菌薬の適正な使用に関する情報提供を行うとともに、組織全体の医療の質向上を目指している。

  • 治療効果を最大限にし、患者の予後を改善させること。また、副作用や治療コストを最小限に抑え、耐性菌の発現を最小限にとどめること。