2024年度の取組
スタッフ
- 委員長 飯田 正人 ほか8名
1年の総括
当委員会は、当院における輸血療法の適正化と安全確保を図るための総合的、具体的な対策を検討、実施す
ることを目的としている。2024年度の活動実績は下記の通り。
- 2024年度の輸血使用状況調査
赤血球の廃棄率が0.1%と良好であった。新鮮凍結血漿の使用が少ないため、廃棄率が高くなっている。血液製剤の適正使用は広く認知されている。(表1) - 輸血療法委員会の開催
年6回実施した。 - 訪問診療での赤血球輸血開始
訪問診療での赤血球輸血を開始した。今後も需要が増えるであろう在宅ケアの一環としての役割を担う。
| 血液製剤 | 2024年度 使用 | 2024年度 廃棄 | 2024年度 廃棄率 | 【参考】2023年度 廃棄率 |
|---|---|---|---|---|
| 赤血球 | 1,770単位 | 2単位 | 0.1% | 0.9% |
| 濃厚血小板 | 725単位 | 0単位 | 0% | 0% |
| 新鮮凍結血漿 | 94単位 | 6単位 | 5.8% | 28.6% |
| 自己血 | 0単位 | 0単位 | 0% | 0% |