2024年度の取組
スタッフ
- チーム長 松島 和樹 ほか11名
1年の総括
当チームは、臨床倫理推進を目的として2023年11月から活動を開始した多職種で構成されたチームである。
会議は月1回開催し、チームが介入した症例の報告と職員教育や臨床倫理に関連した課題について検討を重ねている。
具体的には、臨床倫理カンファレンス記録のパタンテンプレート化、コンサルテーション依頼システムの導入、臨床倫理だよりの発行(年3回)、DNARガイドライン改定に関する検討等を行った。
また、教育活動としては、教育動画視聴による啓蒙活動や兵庫区医師会ACPサポーター養成講座in川崎病院(年2回)、世界メンタルヘルスデーへの参画等を行った。今年度のチーム介入症例数は13件で、依頼者は医師7件、看護師4件、その他2件であった。カンファレンスの検討ポイントは、DNARに関するもの、治療方針や療養先に関するもの、本人と家族の意向の不一致等であった。
来年度も引き続き、積極的に活動したい。