2024年度の取組
スタッフ
- 委員長 木村 聡宏 ほか20名
1年の総括

当委員会は、疾病ごとの検査・治療・看護計画を作成して診療プロセスの標準化並びに質の向上を図り、DPCにおける入院期間を踏まえた適正な入院期間による診療提供を図ることを目的として活動している。2024年3月31日時点では、12診療科83種類のクリニカルパスが稼動中である。
2015~2024年度のクリニカルパス適用率を図1に示す。クリニカルパスの作成や改訂が思うように進まず、適用率は33.7%と低下傾向にある。2024年度よりDPC分析システムgirasolを用いたクリニカルパス分析や他施設とのベンチマークにより、DPC期間Ⅱを意識したクリニカルパス改訂を開始したところであるが、次年度はバリアンス分析に基づいた改訂と入院患者数の多い疾患を中心に作成作業を進め、適用率のアップを目指す。