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2024年度の取組

スタッフ

  • 委員長 粕本 博臣  ほか4名

1年の総括

当委員会は、透析液の水質の安全性、清浄度確保、合併症を防止する観点から、透析液の品質管理、透析機器設備に関する適正な管理及び必要に応じた改善等の検討、審議を目的に設置されている。
2024年度は、下記の活動を実施した。

  • エンドトキシン、生菌測定の年間測定計画表を作成し、計画通りに測定を実施。
  • RO水製造装置、透析液供給装置、A・B粉溶解装置、コンソールの保守点検計画表を作成し、計画通りに定期点検を実施
  • 化学的汚染物質(水質12項目)の測定を実施

活動評価として、日本透析医学会の「2016年版 透析液水質基準」で示された超純粋透析液基準をクリアし、透析装置やRO水製造装置を適切に保守管理した結果、透析液の安全性と清浄度を確保し、安定した透析治療の提供に寄与した。