2024年度の取組
スタッフ
- 委員長 谷川 隆彦 ほか7名
1年の総括
当委員会は、診療報酬請求業務の適正化に向けた課題抽出と継続的な改善活動及びレセプト査定・返戻状況の分析と改善策の検討及び実践を目的に設置されている。具体的には月次の査定状況報告とその対策の検討や、再審査請求の状況報告など、より適正な診療報酬請求ができる体制の構築を目指している。
2024年度の活動実績は、下記の通り。
- レセプト点検時に主治医へ適正な傷病名等を確認し、部位不明・詳細不明コードの減少に努めた(部位不明、詳細不明コード付与率 0.8%)
- 合併症の有無などを主治医へ確認を依頼し、より適正な病名記載の必要性を周知した
- 積極的に再審査請求を行い、2024年診療分の再審査請求復活率は23.9%となった(前年度:9.4%)
次年度以降は、より適切な診療報酬請求が遂行できるよう、査定内容の精査の継続と、次期診療報酬改定に向けた積極的な情報収集を行い、院内体制を早期に整え、改定対応の精度向上を図る。