2024年度の取組
スタッフ
- 委員長 市川 諭 ほか10名
1年の総括
当委員会は、診療用放射線の正当化と防護の最適化を指針とし、患者および職員の安全確保を目的に活動している。2024年度は、放射線診療に携わる職員を対象に、安全利用に関する研修を実施し意識の向上を図った。
また、CT検査などにおける被ばく線量の年次評価と検査プロトコールの見直しを行い、診断レベルに照らした適正管理がなされていることを確認した。特にアブレーションや血管造影等においては比較的高線量となるが、すべて許容範囲内であった。更にフィルムバッチの装着部位に関しても改めて広報し適切使用の徹底を行った。
MRIの安全利用に関しても講習の準備が進められ、医療機器や妊娠時の撮影対応に関する知識の共有が予定
されている。今後も最適な線量管理を継続し、安全かつ質の高い放射線診療の実現を目指す。