2024年度の取組
スタッフ
- チーム長 飯田 正人 ほか16名
1年の総括
2024年度は「緩和ケアチームの活動内容を周知・啓蒙し、委員各自が『緩和ケア』に対する感度を上げること」を目標に活動した。
緩和ケアの評価尺度であるSTAS-Jの勉強会をチームで行い、各病棟に共有した。非常勤の緩和医療専門医を迎えて、月に2~3回、計19回の病棟ラウンドも行った。その成果もあり、近年最多の12症例に緩和ケア回診を実施した。対象診療科は内科、循環器内科、外科と様々で、非がん患者の相談も7症例あった。
2025年2月には院内外の医療・介護職員を対象に研修会を開催した。「緩和ケアのハードルを下げる」をテーマに、当院の小川千尋看護師と、病棟ラウンドに参加いただいている神戸大学医学部附属 医学教育推進センター/総合内科 特命助教 合田建医師が講師を務め、58名の参加があった。