2024年度の取組
スタッフ
- 委員長 丸山 貴生 ほか5名
1年の総括
2024年度も医薬品の供給不安定状態は続いており、製造中止による医薬品の変更は例年よりも多くなっている。特にキシロカイン製剤やフェンタニル注射液など、診療に必要不可欠な薬品の出荷量減少や出荷停止等があり、診療部のみならず病院全体での対応が必要であった。特に代替医薬品の無いミオコールスプレーの供給停止では、処方制限をかけるとともに、使用頻度の高い部門にのみ同薬剤を残し、ニトログリセリン舌下錠で代替させるなどの応急処置で対応した。今後も薬事委員会として、この種の不測の事態には迅速な対応を心がけていく必要がある。
実績
活動内容
年4回の定期開催(2024年5月16日、8月22日、11月21日、2025年 2月20日)
PR許可および採用・中止・副作用報告件数・その他実績
| 実績数 | 備 考 | |
|---|---|---|
| PR許可(新薬) | 8品目 | – |
| 常用採用 | 60品目 | 後発薬品への変更28品目含む |
| 仮採用 | 2品目 | – |
| 院内臨時採用 | 2品目 | – |
| 常用採用の中止 | 43品目 | 後発薬品16品目含む |
| 常用採用から院外採用薬への変更 | 15品目 | – |
| 副作用報告件数 | 1件 | PMDAへ報告 1 件(薬剤部より報告 1 件) |
| お薬回覧板発行回数 | 4回 | No.66 ポリファーマシー対策に関する業務手順書 |
| No.67 抗菌薬適正使用 Access抗菌薬について | ||
| No.68 注射薬混合手順 | ||
| No.69 周術期SGLT2阻害薬とステロイドカバー |