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基本情報

消化器領域のがんの早期診断と治療に力を入れています

消化器内科では、幅広く消化器疾患全般の検査・治療を行っています。2013年に消化器センター(現・内視鏡センター)を設置し、内視鏡を中心とした最新の医療機器を導入して高度な治療を実践しています。特に、胃がん、食道がん、大腸がん、肝がん、胆道がん、膵がんなど、消化器領域の”がん”の早期診断と治療に力を入れています。

食道・胃・大腸の早期がんに対しての内視鏡的治療(ESD/EMR)は年々症例数が増えています。また、消化器外科と緊密に連携し、手術が必要な症例にも迅速に対応しています。院内には化学療法室を設置しており、切除不能の進行がん症例には化学療法を積極的に行っています。

そのほか、閉塞性黄疸や総胆管結石に対しての内視鏡治療や、胆膵領域の超音波内視鏡、ウイルス性肝炎(B型肝炎、C型肝炎)の薬物治療、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患の治療にも積極的に取り組んでいます。

当院では、救急医療を更に充実させており、吐血・下血・イレウス・胆道感染症・膵炎などの緊急を有する消化器疾患にも十分に対応できる体制を整えています。

苦痛のない内視鏡(胃カメラ、大腸カメラ)検査を行っています

食道・胃・十二指腸を対象とした上部消化管内視鏡(胃カメラ)については、細径の経鼻内視鏡を導入しています。
また、上部消化管内視鏡(胃カメラ)、大腸内視鏡(大腸カメラ)ともに、点滴で鎮静剤を使用して“苦痛のない”内視鏡を行えるようにしています。また、高齢の方などでは入院での内視鏡検査も行えます。

上部消化管内視鏡(胃カメラ)、大腸内視鏡を同じ日に行えます。どちらも当日に検査結果を説明します。1日で胃も大腸も検査でき、身体的にも時間的にも負担が少ないです。

大腸内視鏡でポリープが見つかった場合、同時にポリープ切除術を行っています。日帰りで切除できますので、入院は必要ありません。

健康診断で精密検査を勧められた方へ

健康診断の結果、下記の理由などで精密検査を勧められた場合は、できるだけ早く精密検査を受けましょう。

  • 貧血がある
  • 肝臓の数値が高い
  • 便潜血で陽性だった
  • 胃透視や胃カメラで異常を指摘された

※当院は、神戸市胃がん検診・神戸市大腸がん検診の精密検査の受け入れ協力医療機関に指定されています。

主な対象疾患

消化管疾患胃がん、食道がん、大腸がん、小腸がん、逆流性食道炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、大腸ポリープ、食道静脈瘤、感染性腸炎、潰瘍性大腸炎、クローン病など
肝疾患B型肝炎、C型肝炎、急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝がん、肝膿瘍など
胆道疾患胆嚢結石、総胆管結石、胆嚢炎、胆管炎、胆嚢がん、胆管がん、十二指腸乳頭部がんなど
膵疾患膵がん、膵嚢胞性疾患、急性膵炎、慢性膵炎など

認定施設

  • 日本内科学会認定制度教育病院
  • 日本消化器病学会認定施設
  • 日本消化器内視鏡学会指導施設
  • 日本消化管学会胃腸科指導施設
  • 日本胆道学会指導施設
  • 日本大腸肛門病学会関連施設

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