入院中のお食事について（フードサービス）

入院中のお食事は、大きく分けて「一般食」と「特別治療食」の2種類があります。

医師の指示のもと、それぞれの患者さんの病状に合わせて提供しています。

病院の食事は治療の一環でもあるため、食べていただくことが大切です。食欲不振などで食が進まない方には、管理栄養士がベッドサイドに伺ってお話を聞き、食べやすいメニューに変更するなどの個別対応を行っています。

また、大量調理施設衛生管理マニュアルに沿った衛生管理を徹底し、安全・安心かつ入院生活の楽しみとなるような食事を提供するよう努めています。

食事の種類

一般食	常食、軟菜食、嚥下食、低食欲時食、調整食など
特別治療食	糖尿病食、心臓病食、腎臓病食、肝臓病食、潰瘍食、低残渣食、胃切後食など

各食種、主食や副食の形態・量は、咀嚼や嚥下の状態および目標栄養量に合わせてフレキシブルに変更できるようになっています。
月・水・金の朝食はパン、火・土の昼食は麺類を提供していますが、ごはんも選択できます。希望のある方はスタッフまでお申し付けください。※パン・麺類の提供は、主食が米飯・軟飯・全粥形態の方が対象です。

当院では、2種類の嚥下調整食を提供しています。

嚥下食対応表

低食欲時食

食欲不振の方や味覚異常のある方を対象に、低食欲時食（麺類や既製品を中心とした少量かつ味の濃いメニュー）を提供しています。
この食事は、がん患者さんを対象に「食欲不振時に食べられそうなもの」の聞き取りを行い、患者さんの声から生まれた献立です。

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行事食

正月・ひな祭り・七夕・敬老の日・クリスマスなど、月に1回程度の行事食を提供しています。盛り付けの工夫や行事カードを用意するなど、目でも楽しんでいただけるように努めています。また、シャインマスカットや肥後グリーンメロン、南津海（なつみ：みかんの一種）など、普段の食事で提供する果物とは、ひと味違った“季節の果物”を毎月１回提供しています。